林原が世界最高峰のパティシエ団体『Relais Desserts(ルレデセール)』の協賛企業に!
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ニュース

2019.07.19

林原が世界最高峰のパティシエ団体『Relais Desserts(ルレデセール)』の協賛企業に!

林原は2019年4月より、ルレデセールの協賛企業になりました。日本企業が協賛企業になるのは初めてのことです。

ルレデセールとは、世界最高峰のパティシエの団体です。フランスを中心に19か国、約90名のシェフが在籍していますが、加入のためには会員の推薦や実技テストが必要とされるため、会員のレベルは非常に高くなっています。

Relais (ルレ)というのはフランス語で『リレー』の意味です。高い技術を後進に伝えてゆこうという目的で、毎年春と秋に会合を行っています。
日本からは現在5名*のシェフが在籍されており、いずれもお菓子の好きな方なら誰もが知っている有名な方々です。

ルレデセールメンバーのシェフの方々
ルレデセールメンバーのシェフの方々


林原がルレデセールの協賛企業になるきっかけとなったのは、2018年9月、フランス中西部イッサンジョーにて行われた、ルレデセールの秋のセミナーでトレハを紹介したことでした。
この日のために、フランス語のミニトレハブックを作成し、会員の皆様にトレハで作ったフルーツチップと共にお配りしました。トレハの名前を初めて聞いた方も多く、反応は様々でしたが、加えることによって商品の冷凍耐性を高めることができる点や、酸や熱に対しても安定であるという点等が作業の時短につながると評価され、セミナー後、協賛企業としてのオファーをいただきました。

2018年9月秋のセミナーでのトレハのプレゼンテーションの様子
2018年9月秋のセミナーでのトレハのプレゼンテーションの様子


2019年春のセミナーはフランス・リヨンで行われ、林原は協賛企業として初めて参加し、トレハ採用商品を展示したり、トレハを使ったお菓子の試食品を提供しました。昨年秋のトレハのプレゼンテーションで興味を持たれたシェフの方々が展示ブースへ多く訪れ、実際の使い方などを熱心に聞かれました。

2019年春のセミナーでは、チョコレートのライオンが迎えてくれました
2019年春のセミナーでは、チョコレートのライオンが迎えてくれました


また、林原の展示では初めての試みとして紙製の食器"WASARA"を使い、菓子の盛り付けを行いました。WASARAは分解する素材でできており、焼却の必要もないので環境にやさしい素材として世界中のフードサービス業界で注目されている製品です。

試食品を交えてシェフにご紹介するためのブース
試食品を交えてシェフにご紹介するためのブース


このようにトップシェフの方々との交流を通じ、トレハをフランス全土に広めていく活動をおこなっていきます。コロナ禍で海外出張は制限されていますが、『つながり』を大切に今後も邁進してゆきます。 


*2019年7月現在の在籍者数